2023年1月18日に更新しています。
親友の趣味である寺社仏閣巡りを付き合ううちに私も次第に興味を持ちようになりました。
あんまり寺社仏閣に縁がない人にとっては有名なお寺や神社にお参りをするでしょう。
以前は寺社仏閣にはあまり興味がなかった私でした。
しかし実際にお参りに行ってみると清々しい氣持ちになります。
各地にあるお寺や神社巡りをするといろんな場所に行くことができてまるで小旅行している氣分を味わえます。
また友達と一緒に行くことでドライブをしながらおしゃべりができます。
仕事ばかりでストレスが貯まっている人、旅行やドライブが趣味な人、最近友達と会っていないなどといった人には短時間で実現ができてストレス解消、趣味を謳歌できる、友達との会話をすることができます。
別に寺社仏閣巡りでなくてもお互いの趣味に付き合うことで実現が可能となります。

記事を書いた人:たんたん
寺社仏閣巡り歴:3年目
今回は奈良県東吉野村にある丹生(にう)川上神社中社で参拝した記事内容となっています。
丹生川上神社中社には白鳳4年(675年)に天武天皇が創建されていて歴史からしてもかなり古い神社です。
なおご祭神の罔象女神(みづはのめのかみ)は、伊邪奈岐命(いざなぎのみこと)・伊邪奈美命(いざなみのみこと)夫婦神の御子神にして水一切を司る神様です。
水利の神・水の祖神として、「水」に関わる物事に広大無辺なご神徳をあらわされます。
そのためなのか丹生川上神社中社の目の前にはエメラルドグリーンのきれいな高良川があります。
この高良川では川遊びやキャンプをすることもできます。
丹生川上神社中社へ行くと歴史、キャンプや神様の逸話が好きな人にとって魅力的な神社となっています。

水神様を祭るパワースポットの丹生川上神社中社に参拝!9選
私が丹生川上神社中社に参拝して感じたことは
- 東吉野の自然豊かな場所にある丹生川上神社中社は空気や心を浄化してくれる癒しスポットである
- 高良川、東の瀧(ひむかしのたき)と夢淵という水にまつわるスポットがあってどれも見ごたえがある
東吉野へ行くと自然豊かでバンガローやキャンプ施設がたくさんあります。
そのキャンプ施設を越えると丹生川上神社中社にたどり着きます。
丹生川上神社中社は奈良時代よりも歴史が古くて水に司る罔象女神(みづはのめのかみ)がご祭神のためか空気や心までも浄化してくれるような癒しを与えてくれます。
丹生川上神社中社を参拝したあとにはエメラルドグリーンのきれいな高良川では川遊びができます。
また少し歩いて行くと東の瀧(ひむかしのたき)があってパワースポットの由縁である龍神様が棲むと言われている場所があります。
さらに木津川、日裏川、四郷川の三川が合流する場所を夢渕という現象を見ることもできます。
夢淵の近くでキャンプやバーベーキューができる施設があって飽きのこない場所になっています。

ここが丹生川上神社中社の鳥居です。
写真の反対側の目の前は道路で高見川があります。
- 丹生川上神社には上社・中社・下社の3社ある
- 丹生川上神社中社の祭神は罔象女神(みづはのめのかみ)
- 絵馬の起源である祈雨祈晴の馬
- 丹生のなでふくろう
- 相生の杉と叶えの大杉の御神木
- 御神水の丹生の真名井
- エメラルドグリーンの美しい高見川
- パワースポットである東の瀧(ひむかしのたき)
- 木津川、日裏川、四郷川の三川が合流する夢淵
丹生川上神社には上社・中社・下社の3社ある
丹生川上神社には上社・中社・下社と3社ある珍しい神社です。
3社の場所も少し離れた場所にあります。
- 丹生川上神社上社:奈良県川上村
- 丹生川上神社中社:奈良県東吉野村
- 丹生川上神社下社:奈良県下市町
では、なぜ3社あるのかというと戦国時代の騒乱で祈雨祈願・止雨祈願がなくなっていきました。
ついには神社の所在地さえ不明になってしまいました。
やがて明治を迎えると、丹生川上神社は何処かという研究調査が行われていまの3社にいき渡ったのです。
丹生川上神社中社の祭神は罔象女神(みづはのめのかみ)
主祭神は、水に関する一切を司る罔象女神(みづはのめのかみ)です。
先ほども挙げましたが、ご祭神の罔象女神(みづはのめのかみ)とは、伊邪奈岐命(いざなぎのみこと)・伊邪奈美命(いざなみのみこと)夫婦神の御子神にして水一切を司る神様です。
水利の神・水の祖神として、「水」に関わる物事に広大無辺なご神徳をあらわされます。
つまり、丹生川上神社中社は水に関わりのある神社だということです。
絵馬の起源である祈雨祈晴の馬
古代から水にまつわる信仰がなされていました。
五穀豊穣を願うため干ばつの際の祈雨には黒毛の馬を、長雨の際の止雨には白毛の馬を献上していました。
このことから絵馬の起源の神社となりました。
ちなみに京都の貴船神社も平安時代から祈雨祈晴をしていましたた。
しかし丹生川上神社は奈良時代から行われていたためここが発祥の地と言えます。
拝殿内の正面に飾られている「祈雨止雨祈願絵馬」があり、「馬の絵があるのは珍しいな~」と思っていました。
しかし後で調べてみると由緒ある神社だと改めて実感しました。
丹生のなでふくろう
チラ見をしただけだったのですが、以下のことがあったとは知りませんでした。
「丹生のなでふくろう」は、山桜の樹齢約200年の老木に彫刻したもので、頭、体、足などを撫でて御神徳をいただくことができます。
ふくろうは「不苦労」「福来朗」「幸福ろう」と書き、物事を察知し先を見通し知恵豊かな、幸せをもたらす霊鳥として親しまれています。
社務所では、那智黒石にて謹製の「丹生のなでふくろう」と「ふくろう守り」を授与しています。
奈良・水の神様を祀るパワースポット!「丹生川上神社中社」 | 奈良県 | LINEトラベルjp 旅行ガイド (travel.co.jp)
相生の杉と叶えの大杉の御神木
「大きな木があるな~」や「立派な木だな~」と思いながら見惚れていました。
しかしまさかそんな信仰されるほどの木だったのかと改めてその凄さに驚きました。
神社の境内には、「相生の杉」と「叶えの大杉」という2本の有名な御神木があります。
相生の杉は、樹齢約800年の相対するようにそびえ立つ杉の大木で、「夫婦杉」とも呼称し、夫婦円満・延命長寿の御加護があると信仰されています。
叶えの大杉は、樹齢約1000年の杉の古木で、大杉の幹に両手を当てて、心願を口唱すれば、御神威が授かると言われています。
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御神水の丹生の真名井
「井戸があるな~」と思っていましたが、御神水がいただけるとは思ってもいませんでした。
また持ち帰るもあるとはつゆ知らず・・・でした。
拝殿の並びにある「丹生の真名井」は、御本殿裏手の小牟漏岳(おむろがだけ)を水源とし、罔象女神(水の神様)の力と恩恵を受けた御神水です。
お賽銭を納めると、昔ながらの釣瓶(つるべ)を使って井戸から誰でも御神水をいただくことができます。
また持ち帰り希望の方は、社務所に500ミリリットルの容器(200円)が用意されています。
もちろん持参の容器に御神水を詰めても構いません。
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エメラルドグリーンの美しい高見川
丹生川上神社中社を背にはすぐ道路があります。
その道路沿いに高良川が流れています。

エメラルドグリーンで何とも美しい高見川です。
水温は銭湯の水風呂ぐらいだったので8~10℃ぐらいじゃないでしょうか?

夢橋から撮影した高見川で何とも絵になる一枚となりました。
パワースポットである東の瀧(ひむかしのたき)

東の瀧(ひむかしのたき)は、別名「秋津野の瀧」「龍神の瀧」ともいい、龍神が棲むといわれています。
龍神様が住むと言われている場所には必ずパワースポットとなっていて大勢の参拝者が訪れてきます。

木津川、日裏川、四郷川の三川が合流する夢淵

ここが夢渕と言われているところです。
夢渕は木津川、日裏川、四郷川の三川が合流する場所です。
バーベキュー客がいて夢渕がきれいにとることができませんでした。
何組かのバーベキュー客がいました。
ここの前には東吉野キャンプ場があります!

丹生川上神社中社本宮
丹生川上神社中社から橋を渡ってすぐに丹生川上神社の本宮があります。

ここには駐車場がないので丹生川上神社中社から歩いて行くのがいいかと思います。
路上駐車するスペースはあるが、道が狭くてめいわくになるので駐車はしない方がいいでしょう。
丹生川上神社中社から徒歩2分ぐらいなのですぐにたどり着けます。


中に入るとかなり薄暗いです。

丹生川上神社中社の本宮のすぐそばに神武聖蹟があります。

ついでなので神武天皇の聖蹟を見て回りました。
まとめ
水神様を祭るパワースポットの丹生川上神社中社に参拝!9選を挙げてきました。
- 丹生川上神社には上社・中社・下社の3社ある
- 丹生川上神社中社の祭神は罔象女神(みづはのめのかみ)
- 絵馬の起源である祈雨祈晴の馬
- 丹生のなでふくろう
- 相生の杉と叶えの大杉の御神木
- 御神水の丹生の真名井
- エメラルドグリーンの美しい高見川
- パワースポットである東の瀧(ひむかしのたき)
- 木津川、日裏川、四郷川の三川が合流する夢淵
奈良市内から東吉野村には、車でだいたい1時間半ほどあればたどり着きます。
丹生川上神社中社に向かう途中にはたくさんのバンガローがあります。
東の瀧(ひむかしのたき)の近くにある東吉野キャンプ場もありアウトドアを楽しむこともできます。
まだ6月という時期のせいかどうかは分かりませんが、アウトドアでくる観光客は少なかったので密にならない穴場のキャンプ場かもしれません!
この3日間で奈良県宇陀市・東吉野村にあるスポットをご紹介していきました。
どれも共通して龍神様関連だったのでたくさんのパワーをもらったのではないかと思っています。
「奈良にはこんな観光地があるよ!」とこれからもどんどんご紹介していきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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